満腹感を持続させる「たんぱく質」でダイエットに挑戦!!
人間にとってタンパク質というものは、内臓、筋肉、血液、骨と同様、とても大切なものです。
生命維持のためには、ダイエット中であっても、1日に体重1キロ当たり1〜1.3グラムのタンパク質が必要です。タンパク質はアミノ酸が20種類以上繋がって出来ているのですが、その内の8種類が「必須アミノ酸」というもので、人間の体内で作られず、食事によって摂取しなければいけません。
この必須アミノ酸を多く含んだ食品が、「良質のアミノ酸」と呼ばれています。動物性タンパク質(肉、魚、乳製品、卵など)は、植物性タンパク質(大豆、大豆から出来た食品)よりも、良質で栄養価が高いと言われていますが、動物性タンパク質を含む食品の多くは、脂肪分も多いのも事実です。
良質なタンパク質をいっぱい摂っても、カロリーが増え過ぎてしまったり、血中コレステロールが高くなってしまったら、健康に悪いだけです。だから、動物性タンパク質と植物性タンパク質をバランス良く組み合わせて摂るようにしましょう。
また、ダイエット中にはタンパク質が必要不可欠な栄養素です。体内で脂肪になりにくいタンパク質は、胃の中に長く留まっているので、満腹感が持続します。そしてさらに、摂取したエネルギーを体外に熱エネルギーとして、放出してくれます。ダイエット中にエネルギーを体内に溜め込まないことは、重要なことです。